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戦場ヶ原(せんじょうがはら)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある高層湿原である。標高は約1,390mから1,400mであり、広さは400ヘクタールにおよびます。 戦場ヶ原という地名は、山の神がこの湿原を舞台に争いを繰り広げたという伝説に由来していて、戦場ヶ原のうち174.68ヘクタールの地域が、奥日光の湿原としてラムサール条約登録湿地となっています。
中禅寺湖は、2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖です。人造湖を除く広さ4㎢以上の湖としては日本一標高の高い場所にあり、栃木県最大の湖です。また1周は約25kmであり、歩くと9時間ほどかかる距離です。湖のすぐ北には男体山がそびえ、北西には戦場ヶ原が広がります。
男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖からの地表を流れる、唯一の流出口大谷川にある滝です。落差97mの滝を一気に流れ落ちる様は壮観で、日本三名瀑のひとつにも数えられ、霧降の滝、裏見滝とあわせて「日光三名瀑」、 湯滝、竜頭の滝とあわせて「奥日光三名瀑」ともいわれています。 また日光・奥日光の三名瀑を合わせて「日光五名瀑」と称されることもあります。
湯ノ湖に端を発し戦場ヶ原を流れ下ってきた湯川の末流にかかる滝です。長さ約210mの急斜面を途中で二手に別れ、まるで大岩を噛むように豪快に流れ下ります。 「竜頭」の名前は、二枝に分かれた滝を正面から見た姿を龍の頭に見立てたものとされ、二手の流れを髭に見立てたとも、中央の岩を頭部に見立てたともいわれています。
日本百名山のひとつである日光白根山の麓に位置する湯ノ湖の南岸から斜面を流れ落ちる滝です。 湯ノ湖のほとりには日光湯元温泉があり、湯ノ湖一帯もあちこちから湯が湧いていますが、滝を流れ落ちるのは湯ではなく水です。湯滝を流れ落ちた水は日本有数の高層湿原「戦場ヶ原」を流れる湯川となり、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入していきます。